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腰痛

腰痛が慢性化していませんか?

腰の痛み、腰の重だるさなど、腰痛に悩まされる日本人は多いとされています。
また、気づかない間に、腰痛持ちになってしまっていたという方もいらっしゃいます。

腰痛といっても、すべての腰痛が同じ原因や症状というわけではありません。
腰痛にはいくつかの種類があり、症状の現れ方にも違いがあります。

腰痛を緩和・改善するには、腰痛の根本の原因を知ることから始めましょう。
ここでは腰痛の原因や症状とあわせて、適切な対処法・予防法をご紹介します。

目次

こんなお悩みはありませんか?

  • 長時間立つことがつらい
  • 座っていると、足がしびれてくる
  • 腰が痛く、コルセットをすることがある
  • デスクワーク時に、腰が痛くなる
  • 腰痛は改善しないと、あきらめている
  • 腰を反らすと痛みが生じる

つらい腰痛の原因を探りましょう

腰痛はなぜ起こるのでしょうか?

腰痛といわれるものは、筋肉の緊張から起こる慢性の腰痛を指すことが多いといわれています。
腰痛のおもな原因をみていきましょう。

 

【腰痛のおもな原因】

●骨盤のゆがみ

骨盤のゆがみとは、骨盤が前後に倒れることや左右にずれることを指します。
骨盤は、身体のバランスを支える土台なので、ゆがみが生じると、バランスも崩れるといわれています。

崩れたバランスを保つために、腰まわりの筋肉の負担が大きくなり、腰痛につながります。
骨盤のゆがみの原因は、不良姿勢偏った筋肉のつかい方出産などが挙げられます。

●不良姿勢

姿勢は骨と筋肉で支えられています
姿勢が悪いと、身体全体の筋肉のバランスが崩れ、上半身と下半身を結ぶ腰には負担がかかります。

負担が蓄積されると、筋肉が緊張して硬くなり、腰痛が生じる可能性があります。
スポーツ選手は、効率良く身体をつかえるようにフォーム改善を行いますが、一般の方も、姿勢を改善しなければ、腰痛が起こりやすくなります。

●筋力の低下

腰まわりの筋力が低下すると、腰の負担が大きくなるため、筋緊張が起こる場合があります。
筋力が低下し、姿勢が崩れることも、腰痛を引き起こす原因のひとつとされています。
運動不足だけでなく、加齢によっても筋力が衰える傾向にあります。

●精神的なストレス

精神的なストレスがあると、自律神経が乱れて、血行不良につながります。
血流が悪くなると、筋肉が硬くなりやすく、日常生活によって負荷が加わることで腰痛が生じることがあります。

●柔軟性の低下

筋肉関節などの組織の柔軟性が低下すると、身体が硬くなるといわれています。
身体が硬くなると、腰の負担が大きくなり、腰痛につながります。

腰痛にはさまざまな種類があります

腰痛は、腰に現れる痛みの総称です。
腰痛にはいくつかの種類があります。
種類ごとの症状をみていきましょう。

 

【腰痛の種類と症状】

●骨盤関係から起こる腰痛

骨盤は、複数の関節から構成され、仙腸関節は、骨盤の中心の仙骨の左右にある関節です。
仙腸関節にズレやねじれが生じると、骨盤全体にゆがみを引き起こすといわれています。
これが、仙腸関節の機能不全不安定症と呼ばれるものです。

仙腸関節がずれることで、引っかかりが生じ、関節まわりの筋肉の動きも悪くなることで、筋緊張が起こり、腰痛につながります。
中腰の作業長時間のデスクワークなどを続けていると、痛みが現れます。
また、お尻や足にまで痛みが広がることもあります。

●腰椎による症状

腰椎に何らかの異常があり、腰痛が症状のひとつとして現れることがあります。
腰椎に異常が生じる病気には、次のものが挙げられます。

・腰椎椎間板ヘルニア
腰にある骨と骨の間には、クッションの役割をする椎間板があります。
椎間板の中にはゲル状になった髄核があり、その髄核が何らかの原因で外に飛び出し、近くにある神経を圧迫する病気を、腰椎椎間板ヘルニアと呼びます。

その原因は、加齢による腰椎の変形や、日常生活における負荷です。
腰椎椎間板ヘルニアでは神経が圧迫されるため、腰から足にかけての痛みやしびれが現れます。

・脊柱管狭窄症
背骨にある神経の通り道の脊柱管が狭くなり、神経を圧迫する病気です。
加齢による腰椎の変形が原因で発症します。
安静にしていると腰の痛みは少ないですが、歩く、走るなどの動作を行うと、腰から足にかけて痛みやしびれが現れます。

●筋筋膜性の腰痛

一般的な腰痛の多くは、筋筋膜性腰痛症だといわれています。
腰まわりの筋肉の緊張や、筋膜の損傷によって生じる腰痛です。

「ぎっくり腰」も筋筋膜性腰痛症ですが、ぎっくり腰の場合は、急性の炎症を起こしている状態です。
そのため、慢性的な筋筋膜性腰痛症に比べて強い痛みが現れます。

腰痛の対処法・予防法

つらい腰痛を緩和させましょう

腰痛には、いくつかの種類があることをご紹介しましたが、基本的には対処法は同じです。
腰痛が起こった場合には、次のような方法で、症状の緩和を目指しましょう。

 

【発症直後の対処法】

●安静にする

腰痛の発症直後には、無理をせずに安静にしましょう。
急性の腰痛の場合、動くことで炎症や損傷が悪化することがあります。

まずは安静にして、最長で3日ほど様子をみましょう
安静にしていていても痛みが引かない場合には、一度医療機関で検査を受けてください。

ただし、安静にしすぎると、筋肉が固まって悪影響を与える場合もあります。
様子をみながら、早い段階で医療機関に相談することをおすすめします。

 

【安静にしたあとの対処法】

安静にしたあとは、無理のない範囲で次の対処を行いましょう。

●患部を温める

患部を温めると、血液の循環が促され、筋肉の緊張の緩和が期待できます。
筋肉の緊張がほぐれると、腰痛の緩和にもつながります。

40℃前後のぬるま湯20分ほど入浴すると、しっかりと温めることが期待できます。
仕事や家事の途中で症状が現れた場合には、温めたタオルカイロで患部を温めましょう。

●腰のストレッチをする

腰まわりの筋肉が緊張して腰痛を発症している場合、ストレッチをすることで、筋肉の柔軟性を取り戻せば、症状の緩和が期待できます。
無理のない範囲内でストレッチを行いましょう。

・腰のストレッチ法
①椅子へ浅めに座り、背筋を伸ばす。
②ゆっくりと腰をうしろ側にひねる。
③腰をひねった状態を20秒ほどキープし、ゆっくりと元へ戻す。
④反対側も同様に行う。

日頃から腰痛を予防しましょう

腰痛は、一度改善しても、日常の習慣が改善されなければ、再発することも多い傾向にあります。
腰痛を繰り返さないようにするために、次のような予防もしっかり行いましょう。

 

【腰痛におすすめの予防法】

●姿勢を正す

姿勢が悪いと、腰にかかる負担が大きくなり、腰痛が起こる可能性があります。
日頃から姿勢を正し、腰にかかる負担を軽減させましょう。
背筋を伸ばして、骨盤を立てることを意識すると、正しい姿勢を維持しやすいといわれています。

●ストレッチをする

腰まわりの柔軟性が低下すると、筋緊張が起こりやすくなります。
習慣的にストレッチを行い、柔軟性を高めましょう

腰だけではなく、股関節まわりもしっかりとストレッチをすることで、より腰痛の予防効果を高めることが期待できます。

・腰まわりのストレッチ法
①床にうつぶせになり、肘をつけて上体をゆっくり起こしていく。
②腰が気持ち良いと思えるところまで反らしたら、そのまま10秒キープする。
③ゆっくりと元の姿勢に戻す。

・股関節まわりのストレッチ法
①左足を一歩前に出し、腰を落として、うしろに伸ばした右ひざを床につける。
②その姿勢で身体は起こした状態のまま、10秒キープする。
③反対側も同様に行う。

●適度な運動をする

運動不足は、血行不良や筋力低下を引き起こすため、腰痛につながる可能性があります。
日常的に適度な運動をするように心がけましょう。

ウォーキング
は、毎日継続しやすい簡単な運動としておすすめです。
しっかりと腕を振って大股で、毎日20分ほど歩くようにしましょう。

五健鍼灸整骨院 経堂本院の
【腰痛】アプローチ法

慢性的な腰痛はさまざまな原因があり、急性なものとは違い、原因を特定できないことがあります。

そのため、当院では丁寧に「カウンセリング」「姿勢のチェック」をし、仕事の姿勢や日常生活でどのような作業が多いかなど、その方のくせになってしまっているところまでしっかり確認していきます。

硬くなってしまっている筋肉には「手技療法」でほぐし、手技療法で届きにくい深部の筋肉には「ハイボルト」「鍼灸」でアプローチをしていきます。

『鍼灸』
緊張が強くなっている部位に鍼灸を行うことで、筋緊張緩和血行促進を図ります。
また、ツボの反応を使って、患部ではなく遠隔施術を行うことも可能です。

関節の動きが悪くなっている場合も、鍼を行うことでスムーズに動くようになる可能性があります。(ただし、状態によって変わります)

※炎症などが起こる可能性があるため、ヒアルロン酸注射を行っている部位への鍼の刺鍼は行いません。
部位をずらして行うことは可能です。

また、腰痛がある方は背中まわり、股関節まわりの動きも硬くなっていることが多いため、「関節のモビライゼーション」をし、動きやすくして正しい位置に戻します。
弱くなってしまっている筋肉には「EMS」をして、筋肉が収縮するようにします。

さらに身体を正しく使えるようエクササイズなども一緒にしていきます。
その際、背中の使い方、骨盤の立て方、中腰の時のポイントまでお伝えしていきます。

そのあと、施術効果の継続良い姿勢をキープするために、正しい座り方や簡単にできる「エクササイズ」「セルフケア」もお伝えしていきます。
また、立ち姿勢が多く、痛みが出やすい方は足の指がうまく使えなくなっている方も多いため、指のエクササイズも同時に行っていきましょう。

慢性的な痛みはすぐには改善しませんが、根気強く施術していくことで改善が目指せるため、当院と一緒に頑張りましょう。

著者 Writer

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向井 祥太
資  格:柔道整復師
生年月日:1984年年5月12日
趣  味:サッカー、洗車

患者様へひとこと:
困った時の駆け込み寺になれるよう『ケガや痛みだけでなく、人をみる』をモットーに楽しく施術していきます。

MEDICAL

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